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全音スコア~ドビュッシー交響詩「海」など・・

先日、モーツァルトの交響曲38番のCDを聴こうと思い立ち、
書棚をスコアの探索したら、どうも我が家にはこの曲のスコアが
無いようである。
大作曲家の主要な作品のスコアは揃えたつもりになっていたが、
こんなに重要な曲のスコアを欠いているなんて・・
と思い、近所のCDショップにある楽譜コーナーに足を運んだ。
そこであろう事か、38番と39番を勘違いして買ってしまい、我が家には
モーツァルト交響曲第39番変ホ長調・・のスコアが2つになってしまった。
しかも2つとも全音のポケットスコアである。

この全音版、貧乏学生だった頃から愛用していたが、
その理由はこのスコアの値段が、他に比べて安いからというのと、
巻頭に詳細な楽曲分析が載っているために、
作品の勉強用としては大変利用価値が高いからだった。

ただし、この全音のスコア、間違いがあまりにも多い。

早速、このモーツァルトの39番の交響曲にも、第2楽章の弦楽器に
リズムの間違いを発見した。
この間違いは、新しく買った方の楽譜で発見したので、
思い立って古いほうも確認してみると、そちらも同じく間違いであった。

20年の時を経ても間違いが直っていないこのスコア、信頼性は大変低いと思うが、
私には別の楽しみがあった。

レコードを聴きながら、或いは電車の中で目をを皿のようにして眺めながら、
このスコアの中に間違いを見つける。これが当時の私のにはちょっとした
ゲームじみた楽しみであった。

しかしこの全音スコアに思わぬ重要なスコアがあることがわかった。

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カレル・アンチェル~政治に翻弄された悲劇の指揮者

先日、夜中にテレビのチャンネルを切り替えていたら、
NHKでアウシュヴィッツの囚人オーケストラに関する番組をやっていた。
引き込まれる様にこの番組に見入ってしまった。
(番組名は失念しまったが、多分「死の国の旋律~アウシュビッツと音楽家たち~」
という番組の再放送と思われる)

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フォーレの墓前にて~~ガブリエル・フォーレ「レクイエム」

 まだ3月初旬だというのに初夏の装いさえ感じさせる異常な気象のパリに私達はいた。
パリの伝統ある美しい町並み、シェフ達が腕によりをかけた美味しい料理、
美術館で見ることが出来た名作の数々、一流のバレエ団が演じるモダンバレエ、
そして伝統と気品溢れる教会。
私達はパリの数日間の滞在でこの街の魅力を十分に感じることが出来た。

その旅行も終わろうという最終日の午前中、私達は思い立ってある墓地に来ていた。
パリの西側にあるエッフェル塔から、セーヌ川を挟んでちょうど反対側にある小さな墓地。
パッシー墓地という名のこの墓地に、ある有名な作曲家が眠っている。

彼の名はガブリエル・フォーレ。

音楽を学んだことがある人なら、彼のことを知らない人はいないだろうが、
一般の人で彼のことを知っている人はそう多くない。
実際、フランスでもフォーレと言っても中々わからないらしく、
"あの有名な「レクイエム」を書いたガブリエル・フォーレ"
と彼の代表作を挙げなければ思い出してもらえないそうである。

墓は、思いのほか質素で、パリ音楽院の楽長まで勤め、
近代フランス音楽を黄金期に導いた作曲家のものとは思えないほどであった。
あまり訪れる人もいないと思われる墓には家族と思われる何人かの名前も記されていた。

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ドビュッシー 「映像」 ~ pf ピエール=ロラン・エマール

久しぶりにドビュッシーのCDを聴いた。
「映像」。演奏はピエール=ロラン・エマール。

私にとってドビュッシーという作曲家は
クラシック音楽に開眼させてくれた作曲家ということもあり、少々因縁深い。

私は幼年期からほぼ成人にいたるまで、
モーツアルトやベートーベンなどのドイツの古典音楽が、
あまり好きではなく、ほぼ嫌悪に近い状態だったので、
初めてドビュッシーのピアノ音楽に触れたときには、
その音の響きの美しさと、ドイツ音楽とは違う斬新な和音進行に
心を奪われんばかりに驚き、感動した。

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武満徹-マイ・ウェイ・オブ・ライフ

「すばる」の6月号を見ていたら、武満眞樹氏(武満徹の長女)による”武満徹『マイ・ウェイ・オブ・ライフ』-ベルリン、パリ、そして東京へ”という文章が載っていた。

この雑誌、本来この記事を見たくて読んだのではなく、昨年すばる文学賞を受賞し芥川賞候補にもなった中島たい子氏が新作を書いているようなので、ちらちらとページをめくっていたら、この文章に遭遇したのだ。

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